本記事では、家入レオさんの『Pain』をレビューします。
まだ家入レオさんのファンではない方、既にファンの方、双方へ向けて、『Pain』の魅力を紹介します。すべての方に楽しんで頂ける内容になっています。
本記事をきっかけに魅力を存分に感じて頂けたら嬉しいです。
まさに原点回帰！苦悩と葛藤を描いたメッセージソング！
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それでは、『Pain』シングルレビューお楽しみください！
Pain
楽曲プロフィール
『Pain』の楽曲情報は下記の通り。
楽曲のお気に入り度
🌟：5 荒々しくも前向きな歌詞に、鼓舞された人も多いと思います！
魅力
概要
本作は、過去の痛みと決別し前へ進む、荒々しい感情と尖った歌詞が特徴的なロックチューン。
前作の配信シングル『レモンソーダ』では、恋の甘酸っぱさをレモンに例えた爽やかなアップテンポナンバーだったが、今作は一点、「苦悩や葛藤」、「社会の規律に対する反骨心」を歌った、真っ直ぐでストレートなロックサウンドとなっている。
「❶幅広く順応する彼女の圧倒的な歌唱力、❷ロックな曲調、❸前向き過ぎるくらいの尖った歌詞」が上手く噛み合い、ファン以外の方へも勿論、万人受けするロックな代表曲に仕上がっている。
ドラマ主題歌にはなっていないが、
斬新な曲調、突き抜けるような尖った歌詞のメッセージ性の主張が非常に強い為、主題歌として抜擢されても申し分無いクオリティ。
社会人の日々のストレスや葛藤に焦点を当てたドラマか、不良少年少女の心のうちを曝け出すドラマにピッタリハマる楽曲だと感じている。
家入レオさんデビュー10周年記念、連続リリース第2弾の配信シングル。
10周年の節目を迎えた彼女自身が日々感じていた葛藤、精神の叫びに対するメッセージ性が強い楽曲。
とあるインタビューでは、
曲にして昇華することで、歌詞を書いている自分自身が一番楽になったし、同じようなことを体験している人たちが、社会の中で言えない叫びを代弁できていたらいいなと思います。
「家入レオさん、デビュー10周年記念インタビュー！新曲「Pain」に込めた思いとは【前編】 | 日刊KELLY｜名古屋の最新情報を毎日配信！」より引用
とコメントされています。
彼女自身の気持ちを楽にする方法が「歌詞を書く」ということ。
また、その歌詞をリリースすることで「社会の言えない叫びを持った人」の助けに繋がる。まさにレオちゃんを起点に世界が回っている、そんな壮大なアナライズを感じています。
自らの葛藤をファンのエネルギーに変えようとしてくれている本作『Pain』。
「家入レオ」という最高の代弁者に身を委ねて、
原点回帰のロックな代表曲を存分に堪能してください。
初期のレオちゃんを彷彿とする１曲
カラオケでも盛り上がり必死！
イントロ（冒頭サビ）
イントロは電子音のようなサウンドが特徴的なロック伴奏からスタート。
この時点から荒々しく激しいサウンドで冒頭から曲のイメージを決定づけている。止まらない彼女の感情、突き進む強い意思を感じる破滅的な音色にも聞こえる。
とにかくカッコいいの一言。
このイントロが好きでたまらない！っていう方も多いのではないでしょうか。
Aメロ
好きなものは 言われるがまま 捨てた
望まれる 私である為に空気は読みつつ
「Kgasa」より引用
でも、個性は欲しい
明日は上手に演で きますように
イントロの印象的な流れを継承し、家入レオさんの力強い歌声で『Pain』開幕。
葛藤や苦悩に順応しようと耐えているリアルな歌詞に加え、力強くさはありつつも、まだ大人しい歌声が印象的。この時点ではまだ控えめな印象。
ただ、伴奏のビートは対極的に早めである。
彼女の歌い方とは真逆の構成なのがAメロの特徴。まだ荒々しさはなく力強く耐えているかのよう。
また、本曲のAメロで異質に感じたのは裏声が登場しないこと。
他の曲ではAメロから高音の裏声か多様されている曲が多いが、本曲では僅かにしか登場しない。
※ほぼ無いと言っても良いほどである
これにより、低音、中低音のみで構成されている為、「現実に嘆いている気だるさのような倦怠感」が表されており、まさに爆発前の静けさといった印象。
中低音で固められたAメロサウンドは新鮮で、これまでの楽曲には無い魅力を感じられる。
Bメロ
大人の都合 引き受けて
自分が駄目にした自分結果はどう？
生きている心地はする？
「Kgasa」より引用
Bメロの特徴は、リズムチェンジとサビ前への盛り上がりの助走。
Aメロまでは、力強くも大人しい歌唱だったが、Bメロでは爆発へ向けて徐々にリズムチェンジしていく。チェンジのスイッチとなるのがAメロとBメロの間のドラム音。
これがスイッチであるかのように曲調の変化が始まる。
まず、特徴的なのは伴奏のテンポが遅くなる点。
Aメロに比べドラム音楽がゆっくりに変わり、歌声も歌詞を噛み締めるかのようなゆっくりな歌唱へ変化。この変化がAメロからの緩急として心地よい。
次に感じるのは歌詞の変化。
Aメロでは葛藤や悩みに耐えて順応を試みるような歌詞だったが、
Bメロでは「本当にそれでいいのか？満足なのか？」を自らに問いかけています。
これがサビへ向かう爆発前の伏線、お膳立てとして非常に重要なファクター。
Aメロからの歌詞の世界観のストーリーが出来上がっており非常に面白い。
その問いかけの歌詞には、さらに仕掛けがあり、
結果はどう？生きている？
ここで本曲初めての裏声が登場する。
初めての裏声ということもあり、曲全体を味付けする非常に強いアクセントとなっている。
次に、
心地はする？
ここでは、非常に細く激しい高音ビブラートが炸裂する。
「彼女の真骨頂とも言える喉ビブラート」が遺憾無く発揮されている。まさに爆発寸前と言った印象で、とにかくカッコイイ。
こんな細かいビブラートかけられる歌手は、彼女以外そうそういないかなと思います。
Cメロ（大サビ前）
ありがちだとか言う割に
モラルやルールにうるさいし
私が誰と楽しもうと良いでしょ 自由でしょお喋りが止まらないね この瞳で返事してる
「Kgasa」より引用
さっきから 合わない視線 ビビってんなよ
Cメロは、本作最高にカッコいいポイントと言っても過言ではない。
「反骨心に満ちた歌詞」が特徴的であり、歌詞のメッセージ性が良い意味で心に突き刺さる。
また、彼女の歌唱が投げやりな雰囲気に変化。語尾も投げやりな発声に変わっており、こちらも特徴の一つといえる。
裏声やビブラートも復活し、
『ビビってんなよー』の語尾のビブラートがまさに彼女の真骨頂。
バラードだけに留まらず、ロック曲にまで順応するハイレベルなビブラートを披露しており、他のアーティストでも容易には真似できない才能を披露している。
まさに「家入レオワールド全開」、圧巻のCメロとなっています。
大サビへの助走。クライマックスへ向かいます。
サビ・大サビ
地獄みたいな天国だよ 私が今いるこの場所は
痛みだけが きらり 光っているから
嘘じゃないけど本当でもない
誰も悪くない、とか言わせない
何を歌えばいいの？なんて迷わない
この 痛みがあるから
「Kgasa」より引用
サビでは、ようやく待望の爆発を解放。
リスナー全員が待ち望んでいた「爆発の感情」を吐き出しています。
荒々しい曲調、尖った歌詞が相まって、疾走感あふれる破壊的な曲調を表現しています。
サビでは、下記の3つがポイントです。
サビ冒頭から、周りの空気を引き込ようなレオちゃんの発声が本当にカッコいい。
鬼気迫る気迫がハンパではなく、リスナーの心を鷲掴みにしている。後述する歌詞のインパクトも相まって非常にメディア映えするサビではないかと思います。
また、サビの歌詞が天才的なのも重要なポイント。
『地獄みたいな天国だよ 私が今いるこの場所は』
荒々しい曲調、破壊的な歌声が相まり、強力な爪痕を残す本曲最強のインパクトポイント。
１回聞いたら嫌でも耳から離れない強烈な歌詞となっている。
歌詞に対するインタビューでは、下記のコメントをされています。
自分が貫きたい意志を持ちながら仕事をするって、「地獄のような天国で生きていく」ってことなんじゃないかなと思ったんです。
もちろん聴感上のインパクトも意識しましたが、そういうところから書いたフレーズですね。
「家入レオさん、デビュー10周年記念インタビュー！新曲「Pain」に込めた思いとは【前編】 | 日刊KELLY｜名古屋の最新情報を毎日配信！」より引用
「聴感上のインパクト」を意識したとあるように、
本曲のイメージ、世界観を何倍にも押し上げる非常に強力なパワーワードとなりました。
❶理不尽に悩まされながら仕事に励む社会人
❷自らの意思を持ちながらも叫びに耐えながら従事する社会人
❸世の中の葛藤に苦しんでいる人達
上記のような境遇にある人たちの気持ちを
代弁するメッセージが込められていることも本曲最大の魅力。
まさにこれは、「レオちゃんからのプレゼント」と言っても過言ではい。
レオちゃんという最強の代弁者に感謝申し上げます。
また、本曲サビでは裏声、ビブラートがほぼなく「全て地声に近い歌唱」となっている。
これにより力強い発声になる上、「より叫びに近い印象」をリスナーに植え付けている。彼女の曲の中では珍しく、彼女の素が現れている珍しい楽曲とも言える。
まさに彼女のデビュー初期を彷彿とさせています！
総評
総じて、家入さんの歌唱力、表現力が存分に発揮された1曲で、荒々しく破壊的な歌詞と尖ったエッジの聴いた歌声が魅力なロック代表曲になりました。
家入レオさんのファンは勿論、ファン以外のロック好きの方にはハマる1曲になったかと思います。
昨今の楽曲は、音程や曲調の上下が複雑で激しい印象ですが、本作はシンプルな曲構成となっています。シンプルが故に歌詞がストレートに届きやすく、真っすぐで叫びの歌詞がビンビン来ますね。
今回の楽曲は、家入レオの原点とも言えるロックテイスト楽曲で、
まさに原点回帰となる彼女の意欲作の一つとなりました。
また、今回彼女の心の内やアーティストとしてのスタンスが見えた作品であり、
実際私自身の心境にも似ていて、改めてレオちゃんを好きになった楽曲でした。
曲制作にかける思いとして、インタビューの中で以下のようにコメントされています。
曲にして昇華することで、歌詞を書いている自分自身が一番楽になったし、同じようなことを体験している人たちが、社会の中で言えない叫びを代弁できていたらいいなと思います
「家入レオさん、デビュー10周年記念インタビュー！新曲「Pain」に込めた思いとは【前編】 | 日刊KELLY｜名古屋の最新情報を毎日配信！」より引用
レオちゃんは、「歌詞を書くこと」で叫びを昇華されており、
私は「そのレオちゃんの歌をカラオケで、または、ビブラートの揺らぎ」として昇華しています。
レオちゃんが起点となり今の私がある、
レオちゃんがいなければ今の私は無かった、そんな心境を感じています。
「本当にレオちゃんに出会えてよかった」と心から思います。
私の葛藤を描いた心情は下記の記事で紹介しています。
※興味がある方は下記へ！
オリコン
本シングルは配信限定でリリースされました。
本曲を収録したアルバム『Naked』は、オリコン週間7位で見事に週間TOP10入りを獲得。
本曲はタイアップやテレビドラマ主題歌ではありませんでしたが、強いメッセージ性を訴える歌詞や曲調が印象的なロック代表曲となりました。
ファンの中では無類の人気を誇る楽曲になっているかと思います。
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特徴的な歌詞
『Pain』のタイトルにふさわしく、荒らしく痛みを感じさせる歌詞が頻繁していた本作。
曲を構成作る特徴的なワードだと感じたのは下記です。
エッジの聴いたでトレートな気持ちを表現するワードが特徴的。
彼女の感情を諸に吐き出した、昨今の家入レオのイメージからは乖離した歌詞となっている。
個人的には『さっきから 合わない視線 ビビってんなよ』というワードと、彼女の歌い方が大好きです。嫌なことがあってもレオちゃんが代弁してくれた言葉を糧に頑張れそうな気がしています。
また、インタビューの中で下記のようにコメントされています。
「ロック調の曲を作りたいんです」と、先にメロディのオーダーをしました。
メロディが上がってきて、それを受けて自分の中で生まれた刺激を膨らませて、歌詞のプロットを書いて、どんどん詰めていった流れですね
「家入レオさん、デビュー10周年記念インタビュー！新曲「Pain」に込めた思いとは【前編】 | 日刊KELLY｜名古屋の最新情報を毎日配信！」より引用
彼女自信が感じていた等身大の気持ちをワード化した歌詞が本当に突き刺さります。
曲のイメージにもピッタリハマる歌詞になっていましたね。
レオちゃんに「ビビってんなよ」なんて言われたら、
カッコよすぎてキュンキュンしますね！
出会い・エピソード
本曲は、Youtubeにて視聴しました。
最初の印象としては、
久しぶりのガチロックナンバーとなっていて、最近無かった曲調だけに新鮮な気持ちになりました。
荒々しく尖った歌詞が印象的で、反骨心むき出しのレオちゃんがカッコよくて何回も聴きました。
同時にPVも見たのですが、
Tシャツにジーパンで肩が破れたTシャツ姿が、ホントにカッコよくて見惚れてしまったのを覚えています。あういうシンプル服装こそ、カッコよく着こなせるセンスがでますよね。
レオちゃん本当素敵でした。
また、ポケカラにはまだ無いのが残念のところ。
ガチで練習するには、ポケカラ以外のアプリか、カラオケボックスでの練習になります。
社会への葛藤や苦悩している方、叫びを吐き出せるピッタリな楽曲なので、そういう悩んでいる方はぜひ本曲を歌ってみてください。
これからも応援していきたいですね。
ストレス発散にもなりそうですね。
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カラオケで上手く歌うコツ
ポケカラ未実装で、私自身歌い込めていないので省略させて頂きます。
ストレス発散に最適な楽曲なので、ぜひ皆さんカラオケボックスで歌ってみて下さい。
レオちゃん圧巻のPain歌唱動画です！
気になる方は下記からはどうぞ！！
収録Album『Naked』のアルバムレビューになります。
「Naked = 素の家入レオ」を感じれる珠玉のアルバムです！
◆Naked◆
レオちゃんの歌唱力が存分に表れた珠玉のアルバム！
ぜひお手元に置いておきましょう！
私は家入レオさんの楽曲をカラオケで練習しています。
実際の練習は「ポケカラ」というカラオケアプリを使用しています。
レオちゃんの曲を上手く歌いたい、という方は、カラオケ練習の場所としてすごくおすすめです！！
機能や使い方を下記の記事にまとめています！興味ある方はぜひこちらも見てください！！
私が実際に実践したカラオケ上達の「基礎練習法」も下記の記事内で紹介しています。
レオちゃんの曲を上手く歌いたい、という方はカラオケの基礎ベースアップとしてぜひ！！
カラオケでさらっと歌いこなしたいですね！
最後に
いかがだったでしょうか。
本記事では、まだ家入レオさんのファンではない方、既にファンの方、双方へ向けて、
『Pain』の魅力を紹介させて頂きました。
最後に本記事のまとめです。
本記事にて、少しでも多くの方が家入レオさんに興味を持ち、
『Pain』を好きになって頂ければ嬉しいです。
次回の記事でも引き続きよろしくお願いします！
