本記事では、家入レオさんの『girl』をレビューします。
まだ家入レオさんのファンではない方、既にファンの方、双方へ向けて、『girl』の魅力を紹介します。すべての方に楽しんで頂ける内容になっています。
本記事をきっかけに魅力を存分に感じて頂けたら嬉しいです。
Galileo Galilei制作のミディアムナンバー!!
◆レオちゃん担当のドラマ主題歌レビューはこちら!とっておきのドラマ×主題歌を見つけよう!
◆レオちゃんをより深く知りたい方はこちらも!
◆既に絶大なレオちゃんファンの方には、おすすめライブグッズ7選をご紹介!
それでは、『girl』シングルレビューお楽しみください!
girl
楽曲プロフィール
『girl』の楽曲情報は下記の通り。
楽曲のお気に入り度
🌟:5 恋の暖かさを切なさに乗せて♪
魅力
概要
最新アルバムMy name収録となった本作は、
切ないメロディと優しい歌声が印象的で、恋愛中の戸惑いや焦燥、暖かさを歌ったミディアム曲。
最新アルバムMynameには、様々なアーティストからの提供楽曲が収録されており、それぞれ違った曲調の側面でアルバムを彩っている。
11曲中、自身が関与していないのは3曲(girl、ビンカン、シューティング)だけであり、本曲はその中の1つで完全提供楽曲となる。
本曲では、彼女の優しくやわらかい歌声、甘く切ない雰囲気が特徴的で、
恋愛中の戸惑いや焦燥をテーマにしたミディアム調の曲調となっています。
「❶優しい歌声、❷疾走感がありつつも切ないメロディ、❸甘さの中に焦燥を感じる歌詞」が融合し、
「明るい浮遊感」に似た独特の感情が生まれている。
結果として、ふわふわしたどこか違和感のような印象を感じさせる楽曲となった。
端的に言えば、下記の構図。
❶歌声 : 優しい
❷メロディ : 切ない ➡ 明るい浮遊感
❸歌詞 : 甘い
家入レオファンのみならず、一般層にも突き刺さるクオリティに仕上がった本楽曲。
本曲は、ドラマタイアップではないが、ドラマタイアップに起用されても申し分ないクオリティ。恋愛の甘いひと時、戸惑いや焦燥をテーマにしたドラマにはピッタリハマり、ドラマを盛り上げること間違い無しの楽曲であろう。
既発曲のイメージとしては、「春風」の雰囲気、曲調に近い。
「パンチを落とした『春風』に甘さ・エモさを追加」したような楽曲。(※個人的主観)
結果、切ないミディアムバラードに分類される。
とにかくエモい楽曲である。
また、20代ラストリリースアルバとなるが、まさに30歳を向かえる彼女が今感じている「リアルな恋心」が表現された楽曲となっている。
制作された尾崎さんのコメントでは、
作曲に入る前に家入さんとお話をして、今のモードやミュージシャンとしての信念、人を愛する気持ちについてお聞きして、心が震えました。
不思議といつも、家入さんの心を通した視点を想像して曲を書くことができるので、まるで自分で歌う曲を作るかのように活き活きとした時間とスタンスで制作させていただきました。
上記のようにコメントされています。
尾崎さんのコメントにあるように
本曲は、彼女の人を愛する気持ちが表現された楽曲となっており、レオちゃんの心からの視点が描かれた1曲となっています。17歳という若さで歌手デビューした少女が成長し、大人になった今思う恋愛感がダイレクトに綴られています。
本曲『girl』では、真反対にも思える上述したそれぞれの個性的な特徴が融合し、「明るい浮遊感」が形成されました。
この明るい浮遊感こそ、彼女が本曲で表現したかったポイントであり、多彩な表現力を持つ家入レオの中でも、さらに異彩を放っている。
その強い思いを全面に受けて満を持してのリリースとなった『girl』。
皆さん、彼女のターニングポイントとなる本楽曲を堪能してください!
明るい浮遊感って今までにはあまり無いジャンル!!
イントロ(冒頭サビ)
疾走感溢れる暖かみのあるメロディでスタート。
この時点でから既に心地よく、曲全体のイメージがこのイントロを聴いただけで想像できる。それくらい耳に馴染みやすい。
どこかふわふわ漂うような不思議な魅惑サウンドとなっており、
恋愛の甘いひとときの感情、もしくは一種の戸惑いを表しているかのような雰囲気を醸し出している。
楽曲制作に際し、
「今のモードや人を愛する気持ちをディスカッションし、彼女の心の視点から表現」されたとのこと。
冒頭から、まさに彼女のリアルな恋愛思考がリスペクトされた表現で「girl」開幕。
Aメロ/Bメロ
(Aメロ)
心のやわらかな場所 触れ合った
心地よい痛みの残る強さで
傷つけてもいい でも穢さないで
その意味をあなたは知っていた
「歌詞ネット」より引用
(Bメロ)
戸惑った目で そう何度だって
私を見つけてほしい
出会いをつづけて そうどこだって
あなたを見つけられるから
「歌詞ネット」より引用
イントロの暖かみある旋律を継承し「girl」スタート。
※本曲のAメロ、Bメロは、ほぼ同音メロディの繰り返しとなっているので合算で記載する。
冒頭は、凛としたようなはっきりとした発声でとにかく彼女の歌声がカッコいい。冒頭は軽快なスタートで疾走感のような爽やかさも感じられる。
まだエフェクトやビブラートもなく生の彼女の声質のみだが、この時点から引き込まれる魅惑的なボイスとなっている。
ただ、Aメロ後半くらいから徐々に声質がやわらかくなっていくのも特徴のひとつ。歌詞にある『やわらかな場所』を表現しているかのように、彼女の繊細なマインドを感じさせるかのような表現となっている。
また、やわらかな声質に加え、メロディに切なさが宿っておりリスナーを引き込むような吸引力を感じさせているのも美しい。
伴奏は忙しいようで、テンポの良いリズムを刻んでおり、曲の疾走感を生み出す隠しスパイスのような存在に。幾多の要素により生成された『明るい浮遊感』をより引き立てる存在となっている。
傷つけてもいい~
このフレーズでは、彼女の真骨頂である繊細な高音の裏声を披露。
「自身に言い聞かせる、あなたに問いかける」吐息のような発声には心が震える。
そこに切ないメロディが合わさり、さらに感情的なマインドを感じさせる本曲の超重要フレーズ。
あなたを見つけられるから
このフレーズでは、サビ前にも関わらず声量は変わらない。
これは他の楽曲には無い非常に珍しいポイントである。
ただ、サビ直前のドラム音が重要なアクセント。甘い歌詞とは真逆の強めのドラム音がサビへのエンジンとなりサビの勢いを一気に加速させている。
また、一番特徴的だと感じたのは、
Aメロ、Bメロを通して、同じメロディを3回繰り返す曲構成。これも他の楽曲には無く非常に珍しい
❶傷つけてもいい でも穢さないで / その意味をあなたは知っていた
❷戸惑った目で そう何度だって / 私を見つけてほしい
❸出会いをつづけて そうどこだって / あなたを見つけられるから
癖の無いメロディの繰り返しが非常に心地よく、
「甘さ(歌詞)、切なさ(メロディ)、優しさ(歌声)」、
本曲に宿る様々な感情を存分に感じさせてくれる。
本曲独特の「漂うようなインスピレーション」は、この3回繰り返し要素の影響が強い。
A、Bメロながら様々な要素が錯綜する構成で、
「感情表現のパレード」を見ているかのようなそんな感覚すら感じる圧巻のパートです。
総じて、昨今の彼女の楽曲では非常に珍しいポイントが多様に存在している。複雑に入り組んだ感情表現をここまで表現力してくるあたりは、さすが「家入レオ」といったところ。
安定の表現力である。
サビ・大サビ
口づけをして 熱を出したい
大丈夫だよと 愛を交わしてみたい
わかるかなって 気恥ずかしそうにいうあなたの
手を取り何も言わない
そばに寄り添っていたい
「歌詞ネット」より引用
サビではまず、Bメロの流れを引き継ぎ、
彼女のやわらかい声質を活かした歌声がとにかく心地よい。
昨今の家入レオの真骨頂とも言うべき圧巻の声質を披露している。
彼女の歌声に比例し、歌詞も同じくらい甘さを感じさせるものとなっており、歌声と歌詞のシナジーが美しい。特に歌詞の下記フレーズが表現がさらなる暖かい印象を後ししている。
口づけをして熱をだしたい
直接的な表現でありながら、恋の駆け引き、含みを持たせるようなワードセンス。
『girl』というタイトルに現れるのは、少女なのか、女性なのか、曲の浮遊感も相まって、ぼやかし気味になっている点も面白いポイント。
曲の世界観を上手く表現している見事なサビになっていると思います。
伴奏としては、A、Bメロ以上に、
より綺麗に煌めくキラキラ感のような演出となっており、リズミカルなテンポに切り替わっている。
ここもサビの魅力を後押しするポイント。
わかるかなぁって
この部分では、語尾の揺れるビブラートがホントに美しい。
ここまで細かく揺れるビブラートの持ち主は非常に珍しいと思っている。恥ずかしさと恋の狭間にゆれる心情を表しているかのようで、圧巻のパートとなっている。
上述した箇所では、ビブラートが使用されてはいるがサビ全体としてはビブラートは少なめ。吐息のような声のやわらかさや、曲のイメージを表現する為に抑えているかのようでもある。
ただ、少ないが故に、合間に差し込まれるビブラートのパンチが素晴らしく際立っている。
これがホントに心地よい。
上述したような多様で難解なポイントがありながらも、全て表現、仕上げる彼女の歌唱力には天晴れとしがいいようがない。さすが家入レオ。
そんな彼女のポテンシャルを感じる楽曲であり、まさに家入レオの音楽センス、今後への期待を感じさせてくれるサビパートかなと思います。
「カッコよさと儚さ」を内包したサビパートを披露し、本曲は終幕を迎えます。
口づけをして熱をだしたい
ってすごくエモいですよね!!
総評
総じて、家入さんの歌唱力、表現力が存分に発揮された1曲で、❶暖かくも甘い歌詞、❷優しくやわらかい歌声、❸切ないメロディが融合した意欲作となりました。
本アルバムの中でも1,2位を争うエモさを誇る曲で、
好きになった方も多いのではないでしょうか?
バラード、アップテンポ、彼女の曲調は多岐に渡り、全てを歌いこなす彼女の歌唱力、表現力は凄まじいが、今回の楽曲は上記の3要素により「明るい浮遊感」が創出されており、
更なる家入レオの表現力の高さを感じられる楽曲となった。
今回のgirlは、上述している通り「違ったベクトルの要素が多様に埋め込まれた」楽曲であり、それらが見事に融合。結果として浮遊感のような不思議な感覚を解き放つ楽曲となりました。
彼女のこれまでの楽曲では珍しい奥ゆかしさを感じさせる構成となっている。ボーカルの歌唱もそれに寄り添うような歌唱となっており、全てが彼女の歌唱を引き立てるべく融合している。
上述した幾多の要素を集約し歌いあげる歌唱力には本当に見事。
「さすが家入レオ」と言わざるを得ない。
「girl」というタイトルから写しだされる
「Galileo Galilei」×「家入レオ」のシナジー(共鳴)をぜひ堪能しましょう!!
◆最新アルバム『My name』の他の楽曲が気になる方はこちらも!
レオちゃんの楽曲を聴くなら『Rakuten Music(楽天ミュージック)』がおすすめ!
初回30日間無料トライアル中!
ランキングやさまざまなテーマ別のプレイリストがたくさんあり、様々なアーティストの楽曲・プレイリストを楽しめます!さらに楽天ポイントと連携しており、音楽を聴くだけで楽天ポイントが貯まります!
ぜひこの機会に登録してみてください!
200ポイントプレゼントキャンペーン※2025年1月31日まで「楽天ミュージックかなりおススメです!!
特徴的な歌詞
淡い2人の恋心、寄り添うような甘い歌詞が頻繁していた本作。
曲を構成作る特徴的なワードだと感じたのは下記です。
愛について揺れ動く2人の心情、情景描写を表現するワードが特徴的。
特に『口づけをして もう立ってられない』、というワードが私は一番心に残る部分。
抑えきれない心情・恋心を表しつつ直線的な表現が心地よい。
立っていられないくらい恋に酔いつつ幸せを感じる情景が目に浮かぶ。
本曲のラストサビを飾り、曲のイメージを刻み込んでくれる超重要ワードです。
『わかるかな?って 気恥ずかしそうに言うあなたの』、『わかるかな?って 嬉しそうに歌うあなたへ』、など、疑問形で投げかける歌詞が曲の甘い雰囲気作り上げると同時に、曲の明るい側面を演出している要素かなと感じました。
この曲は、本当に「レオちゃんの声って素敵」と感じさせてくれます。
「メロディーと歌詞の調和曲」と呼ぶに相応しい楽曲です。
ぜひ皆さん、必聴です!
それぞれの要素の調和・融合とも言える楽曲!
家入レオさんの楽曲を聴くには?
家入レオさんの楽曲を聴くには、下記のサブスクがおすすめです。
★30日間無料でおすすめ★
Amzaon Music Unlimited
現在、30日間の無料体験実施中!
Amazon Music Unlimitedは1億曲以上の楽曲が制限なく聴き放題。
無料体験だけでも試す価値あり! レオちゃんの楽曲はぜひこれで!
★映画や書籍(漫画)などもセットでおすすめ★
hulu
音源だけは無く、ミュージックビオやライブ映像などで楽しめるのが『Hulu』。
その他、映画やドラマ・アニメ・バラエティを楽しめて、いつでも、どこでも、100,000本以上の作品が見放題。見逃し配信やライブ配信、音楽のライブ配信などラインナップも幅広くHuluでしか観られないコンテンツも豊富です!
music.jp
専門チャンネルや漫画、さらに映画までお得に楽しめるのが『music.jp』!
❶動画、❷専門チャンネル、❸音楽、❹マンガ、❺エンタメまで丸ごと楽しみたいならこれ一択!
キャンペーン入会により、お得なプラン実施中!
★サブスクでおすすめ★
Spotify
Spotifyは、無料プランでも7,000万曲以上の公式の曲すべて聴くことができ、バックグラウンドでもフル再生できるのは他のサービスではありえない素晴らしい機能です。
Amazon Prime Music
Amazon Music Primeは、プライム会員ならプライム会費のみで誰でも1億曲以上の音楽を楽しめます。
◆モバイル版
◆デスクトップ版
どれも素晴らしいサービスです!
私のおすすめは、Amzaon Music Unlimited!
30日間の無料体験実施中!
出会い・エピソード
本曲は、ティザー映像公開で初めて知りました。
彼女のやさしい歌声が響き、どこか切なくも甘い雰囲気を感じる曲といった印象でした。すごく好印象で「早くフルで聴きたい!!」とずっと思っていた楽曲。
当時はティザーのわずか5秒~10秒くらいの放映でありながらも、何回もリピートして耳に刻み込んでいたくらいです。わずか5秒でも曲の雰囲気や印象は捉えることはできて、メロディーの心地よさを感じていました。
満を持して10月2日発売後にフルで視聴しましたが、やはり期待を裏切らなかった楽曲。
どこか切ないメロディに、優しくやわらかい歌声、さらに甘い歌詞が掛け合わされ、
結果として「明るい浮遊感」が創出されていました。
この「明るい浮遊感」こそ、
本曲の良い意味での違和感の正体になっていると私は思います。
曲の良さが何倍にも洗練されています。
本曲はポケカラはまだ未実装。
歌いたいので早実装されてほしいところです。※カラオケのコツは省略となります。
これからもレオちゃんを応援していきたいですね。
『girl』は彼女の代表曲のひとつになるはず!
レオちゃん圧巻の「girl」歌唱動画です!
気になる方は下記からはどうぞ!!
『My name』に興味を持たれた方はこちらへ!
◆完全生産限定版
【 店舗別オリジナル予約・購入特典 BIGカード(絵柄E)】付属
※ご購入希望の方は、上記の「楽天市場で見る」へ
私は家入レオさんの楽曲をカラオケで練習しています。
実際の練習は「ポケカラ」というカラオケアプリを使用しています。
レオちゃんの曲を上手く歌いたい、という方は、カラオケ練習の場所としてすごくおすすめです!!
機能や使い方を下記の記事にまとめています!興味ある方はぜひこちらも見てください!!
私が実際に実践したカラオケ上達の「基礎練習法」も下記の記事内で紹介しています。
レオちゃんの曲を上手く歌いたい、という方はカラオケの基礎ベースアップとしてぜひ!!
girl!実装されたらカラオケでも歌いたいですね!
最後に
いかがだったでしょうか。
本記事では、まだ家入レオさんのファンではない方、既にファンの方、双方へ向けて、
『girl』の魅力を紹介させて頂きました。
最後に本記事のまとめです。
本記事にて、少しでも多くの方が家入レオさんに興味を持ち、
『girl』を好きになって頂ければ嬉しいです。
次回の記事でも引き続きよろしくお願いします!