本記事では、家入レオさんの『TICK TICK』をレビューします。
まだ家入レオさんのファンではない方、既にファンの方、双方へ向けて、『TICK TICK』の魅力を紹介します。すべての方に楽しんで頂ける内容になっています。
本記事をきっかけに魅力を存分に感じて頂けたら嬉しいです。
彼女のカッコよさを象徴する1曲になりそう!
◆レオちゃん担当のドラマ主題歌レビューはこちら!とっておきのドラマ×主題歌を見つけよう!
◆レオちゃんをより深く知りたい方はこちらも!
◆既に絶大なレオちゃんファンの方には、おすすめライブグッズ7選をご紹介!
それでは、『TICK TICK』シングルレビューお楽しみください!
TICK TICK
楽曲プロフィール
『TICK TICK』の楽曲情報は下記の通り。
楽曲のお気に入り度
🌟:5 やるせない恋心を繊細に表現!
魅力
概要
最新アルバム『My name』収録となった本作は、
切ないメロディに切ない歌声を重ね合わせ、恋愛中の繊細な恋心と心情を綴ったミディアムバラード。
最新アルバムMynameには、4種類の自身制作曲が収録されており、違った曲調の4本となっていて、それぞれアルバムを彩っている。
本曲では、終始彼女の切ない歌声が響く『The 切ない』ソング。その中に「リズミカル」、かつ、「ストレート」な表現が入り混ざり、繊細な恋心をテーマにしつつダーク感も溢れる曲調となっています。
彼女の切ない歌声に加え、繊細かつストレートな歌詞が上手く噛み合い、家入レオファンのみならず、一般層にも突き刺さるクオリティに仕上がった本楽曲。
本曲は、ドラマタイアップではないが、ドラマタイアップに起用されても申し分ないクオリティ。恋愛中の2人の揺れ動く愛、そこに悩む繊細な恋模様をテーマにしたドラマにはピッタリハマり、ドラマを盛り上げること間違い無しの楽曲であろう。
既発曲のイメージとしては、
『NeonNights』、『アフターダーク』系の雰囲気、曲調に近くダークナンバーに分類される。
また、20代ラストリリースアルバとなる本作において、彼女が得意とするダーク調溢れる曲調となっており、まさに30歳を向かえる彼女がさらに大人になる、愛の深みを表現するために用意されたようなステージ、楽曲となっている。
まさに『The家入レオ』とも言うべき楽曲で、
「いたずらチックな魔法感」をも感じさせる魅惑な曲調とも言える。
切ないメロディ、切ない曲調が心地よくストレート、かつ、リズミカルなに際立っている。さらに豪快かつ軽快なサビ前のドラム音や、バックのキラキラ音も効いており、曲をさらに盛り上げている。
彼女が今まで一貫して歌ってきたのは、いわゆる「孤独」や「痛み」、「希望のない世界にある一筋の光」といった切実な想い。昨今の楽曲では、声のやわからさを意識したバラードやアップテンポナンバーが中心だった。
本曲『TICK TICK』では、上記から一線を成して、恋愛においての繊細な心情、やるせない「恋心」についてストレートに言及し、リズミカルな曲調に乗せて私達に届けてくれた。
今までの彼女には見られなった、家入レオの愛の価値観、共鳴を感じられる本楽曲。
その思いを全面に受けて満を持して発表された『TICK TICK』。
皆さん、彼女の意欲作をたっぷり堪能してください!
これぞ家入レオというべき影のある楽曲!
後続の「雨」との連続がホントに素敵です!
イントロ(冒頭サビ)
本曲のイントロは無し。
イントロ無しでのスタートは非常に珍しい。さらにサビからのスタートではなく、いきなりAメロからのスタート。彼女の楽曲数あれど、このケースのスタートは非常に珍しい。
「切なさ溢れる「音」を早く届けたい」
そんな彼女の思いを表現しているかのような構成で「TICK TICK」開幕です。
Aメロ
あのね、何回生まれ変わっても
僕はあなたときっと巡り合うだろう
どうしてあなたの前では
私らしくいられない
(あぁ 嫌になっちゃうわ)
「歌ネット」より引用
イントロ無し、彼女の囁くような落ち着いた歌唱で「TICK TICK」スタート。
本曲のAメロは囁くような発声でありつつ、落ち着いた印象を感じさせてくれる。この後に続くBメロへの転調を意識してなのか、「落ち着いている静けさ」といった印象。
また、音程に関しては、「低めのキーで統一」されており地に響くような歌声。低めのキーこそ真の歌の旨さが現れるが全く違和感無くハマっている。
歌いこなす技量は「さすが家入レオ」といったところ。
伴奏は静かな旋律でありながら、キラキラ感溢れるときめくような演出。彼女の囁くような落ち着いた歌唱を繊細に引き立てている。
上述した「低い音程」のフレーズは一般的に単調になりがちだが、彼女の表現力で底上げされ、曲のイメージ、情景描写を表すほど叙情的なものになっている。
冒頭から落ち着いた控えめな発声をしており、前作のような荒削り感は感じない。
具体的には、
私らしくいられない → あぁ嫌になっちゃうわ
繋ぎがテンポよく滑らかで非常にカッコイイ。
彼女の音感の良さと、エフェクトが聴いた発声が際立っており、彼女の歌唱センスがなければ表現できない、本曲の聴かせポイントとなっている。
気持ちをコントロールできず、自己嫌悪に陥っている様を表しているかのような歌唱テクニックは見事である。
また、ビブラートはAメロではあまり登場しない珍しい曲構成。
ビブラート無しの質だけで、ここまで儚げなインスピレーションを感じさせてくれる表現力は、やはり「家入レオ」といったところ。
さすが安定の表現力である。
Bメロ
空は夜を抱いて 深く沈みこんだ
私の心 見透かされたみたいで
一人ぼっちの世界に あなたがいてくれた
好きだよ、好きだよ
「歌ネット」より引用
Bメロは、低めのキー展開だったAメロから抜け出し、壮大な展開へ向かうパート。
Bメロ前半の『私の心 見透かされたみたいで』まではAメロの流れを引き継ぎ、抑え気味の歌唱。
Bメロ前半の発声は、Aメロのようにやわらかい印象だが、後半の『ひとりぼっちの世界に~』からは、力強い歌声へ遷移し世界観が壮大に。
まさに歌詞の文字通り、「一人ぼっちの世界に現れた救いの存在」を尊ぶかのようメッセージ、意思を感じるかのような特徴的な部分であり、彼女の歌唱にグッと引き込まれる。
また、落ち着いた中にもリズミカルを感じるテンポの良い発声、曲運びが非常に心地よい。
サビ前ラストの『好きだよ、好きだよ』の部分では、鮮やかなビブラートを披露しており、震えるようで細かい繊細なビブラートが曲の切なさをさらに押し上げている。
サビ直前のドラム音も特徴的で、
サビ前の盛り上がり、アクセントに相応しいアレンジとなっており、盛り上がるサビに華を添える演出構成となっている。
このドラム音があることで、サビの勢いがグッと増しているのは間違いない。
Cメロ(大サビ前)
季節は巡り 日々を重ねて
動き出したこの気持ち
あなたがいた世界が色づき始めた
「歌ネット」より引用
Cメロは、あなたがいる世界に色を見出す決意のパート。
それに相応しく「前を向いたような明るい発声」に切り替わるのが特徴。実際明るい発声に変わっており、発声のイメージとしては『空と青』の雰囲気に近い。
綺麗な高音が際立つパートとなっており、彼女のやわらかい歌声が際立つ重要な聴かせポイント。
あなたがいた世界が色づき始めた
ここのパートでは、本曲では珍しいロングトーン調のリズムを披露。
Cメロの壮大な展開をイメージ付ける印象的なパート。
ビブラートも当然披露しており、大サビへの盛り上げに貢献している。
まさにクライマックスへ向かう序章となる。
歌詞の『動き出した』『色づきはじめた』の文字通り、曲をドラマティックに彩る演出が素晴らしい。
色づいた世界に希望を見出し歩いていく、そんな雰囲気を感じさせる印象的なCメロとなっています。
サビ・大サビ
今すぐ会いたいだけ 指に触れたいだけ
素直になれない心がチクチク痛むの
甘い声も 優しい眼も ふとした瞬間の仕草も
忘れないの 愛してると言わせて
「歌ネット」より引用
サビではまず、彼女の歌唱力を活かした歌声がとにかく切ない。
Bメロ、Cメロからの流れを引き継ぎ、存在感溢れる彼女の儚げなインスピレーションはそのままという印象で、サビでは更にハスキーさが目立つ。
切ない歌声が印象的だが、歌詞も同じくらい切なさを感じさせており、総じて「歌声と歌詞のシナジー」が美しい。それぞれが引き立て合い、彼女の歌声が何倍にも増幅されている。
今すぐ会いたいだけ
この部分では、
「歌声 × 歌詞 × メロディ」全てが切ない3連鎖となっており、
彼女の歌声が洗練されている。本当にハスキーでカッコいい。
素直になれない心がまだチクチク痛むの
この部分では、
「リズミカル × 音感 × テンポの良さ」が際立つパート。
文字通り、素直になれない感情に憤りを感じるかのようリズム感溢れる曲調。
甘い声も 優しい眼も ふとした瞬間の仕草も
この部分では、
噛み締めるような歌詞でありながら、言い放つような独特の発声法、言い回し。
彼女の発声が非常に心地よく、今までの曲には無いような発声法となっており非常に面白い。
愛してると言わせて
この部分では、
切なさを感じさせる、本曲一番の聴かせどころ。1番サビ、大サビに起用されており、メロディ、歌詞、歌声、全てが完璧としか言いようがない。
全て彼女の歌声に全て凝縮・洗練されており、細かく揺れるビブラートが切なさを際立たせる。
本曲では貴重なビブラート披露。
総じて繊細な恋心、ストレートな表現が入り混じり、恋心をくすぐるようなチクチクというワードが印象的。掴みどころの無い心情、曲の世界観を表現した見事なサビになっていると思います。
さらに発声としては、徐々に声を張る発声方法に切り替えており、歌声に張りが出ているのも特徴。
『TICK TICK』という一語から写しだされる心情、揺れ動く様を、ここまでピンポイントに歌唱表現に当てはめるセンスに才能を感じますね。天才的。
そんな彼女の新境地を感じる楽曲であり、
まさに家入レオの音楽センス、今後への期待、を感じさせてくれるサビパートかなと思います。
「最大の切なさ」を表現したサビパートを披露し、本曲は終幕を迎えます。
本曲は「切なさ」という一語に尽きます!
総評
総じて、家入さんの歌唱力、表現力が存分に発揮された1曲で、切なく繊細な歌詞と、さらに切ない彼女の声が共鳴し合う、意欲作となりました。
本アルバムの中でも1,2位を争う切なさ・カッコよさを誇る曲で、
初見で好きになった方も多いのではないでしょうか?
バラード、アップテンポ、彼女の曲調は多岐に渡り、全てを歌いこなす彼女の歌唱力、表現力は凄まじいが、今回の『TICK TICK』は、切なさ溢れるダーク寄りの曲調
ダーク寄りで、切なさ帯びる怪しげな曲調こそ、家入レオの魅力(カッコよさ、表現力、歌唱力)を一番感じられると私は思っている。
※というより寧ろ彼女に合っている。
今回のTICK TICKは、前述している通り、「歌声 × 歌詞 × メロディ」3重奏のシナジー(共鳴)が本曲のポイントであり、彼女のこれまでの楽曲のさらに上を行くような「切なさの最高峰」を感じさせる構成となっている。
低めのキーからスタートし、徐々にテンポのピッチを上げるリズミカルな遷移など
ボーカルの歌唱もそれに寄り添うような歌唱となっており、アレンジやエフェクト、全てが彼女の歌唱を引き立てるべく融合している。
上述した「多彩で難解なポイント」がありながらも全て表現、歌いあげる彼女の歌唱力には本当に見事である。
「TICK TICK」という一語から写しだされる
曲のイメージ、世界観をピンポイントに歌唱表現に当てはめるセンスはさすがである。
メディアなどで放映されれば、
さらにファン層を拡大できるのではないか?と期待が膨らむ1曲。
※寧ろ出演して歌唱してほしいという願望。
◆最新アルバム『My name』の他の楽曲が気になる方はこちらも!
レオちゃんの楽曲を聴くなら『Rakuten Music(楽天ミュージック)』がおすすめ!
初回30日間無料トライアル中!
ランキングやさまざまなテーマ別のプレイリストがたくさんあり、様々なアーティストの楽曲・プレイリストを楽しめます!さらに楽天ポイントと連携しており、音楽を聴くだけで楽天ポイントが貯まります!
ぜひこの機会に登録してみてください!
200ポイントプレゼントキャンペーン※2025年1月31日まで「楽天ミュージックかなりおススメです!!
特徴的な歌詞
繊細、かつストレートな歌詞が頻繁していた本作。
曲を構成作る特徴的なワードだと感じたのは下記です。
直接的でありながらも、情景を考えさせるような繊細なワードが豊富で飽きない歌詞。
家入レオの恋愛における世界観を提示されているかのようで惹き込まれる。
今作は、今まで共作を重ねてきた須藤優さんとの共作となっており、
下記のようにコメントされている。
今回初めて一緒に作詞出来て、家入レオというアーティストの深さをより知れた気がする
「Yahooニュース」より引用
何回も共作を重ねている須藤さんですら、
絶賛するほどの作品(=歌詞)となっており、家入レオの存在感をしらしめる内容となっている。
何回も共作されている須藤さんだからこそ、
熟考されたような歌詞、曲調、メロディのようにも思える。
特に、サビラストの下記の部分、
愛してると言わせて
ここのフレーズがラスサビにも使用されており本曲の聴かせどころ。
歌詞、曲調、メロディ、全てが彼女の歌声に凝縮一点集中しているかのようで、
彼女の切ない歌唱を最大限に歌声を引き立てている。『The家入レオ』とも言うべきサウンドである。
彼女がの珠玉の代表曲となりそうな本曲。
ぜひ皆さん、必聴です!
彼女の代表曲の新定番となりそうな楽曲です!
家入レオさんの楽曲を聴くには?
家入レオさんの楽曲を聴くには、下記のサブスクがおすすめです。
★30日間無料でおすすめ★
Amzaon Music Unlimited
現在、30日間の無料体験実施中!
Amazon Music Unlimitedは1億曲以上の楽曲が制限なく聴き放題。
無料体験だけでも試す価値あり! レオちゃんの楽曲はぜひこれで!
★映画や書籍(漫画)などもセットでおすすめ★
hulu
音源だけは無く、ミュージックビオやライブ映像などで楽しめるのが『Hulu』。
その他、映画やドラマ・アニメ・バラエティを楽しめて、いつでも、どこでも、100,000本以上の作品が見放題。見逃し配信やライブ配信、音楽のライブ配信などラインナップも幅広くHuluでしか観られないコンテンツも豊富です!
music.jp
専門チャンネルや漫画、さらに映画までお得に楽しめるのが『music.jp』!
❶動画、❷専門チャンネル、❸音楽、❹マンガ、❺エンタメまで丸ごと楽しみたいならこれ一択!
キャンペーン入会により、お得なプラン実施中!
★サブスクでおすすめ★
Spotify
Spotifyは、無料プランでも7,000万曲以上の公式の曲すべて聴くことができ、バックグラウンドでもフル再生できるのは他のサービスではありえない素晴らしい機能です。
Amazon Prime Music
Amazon Music Primeは、プライム会員ならプライム会費のみで誰でも1億曲以上の音楽を楽しめます。
◆モバイル版
◆デスクトップ版
どれも素晴らしいサービスです!
私のおすすめは、Amzaon Music Unlimited!
30日間の無料体験実施中!
出会い・エピソード
本曲は、ティザー映像公開で初めて知りました。
彼女の切ない歌声が響く、ダーク感を感じる曲といった印象でした。すごく好印象で「早くフルで聴きたい!!」とずっと思っていた楽曲。
当時はティザーのわずか5秒~10秒くらいの放映でありながらも、何回もリピートして耳に刻み込んでいたくらいです。丁度途切れるあたりの部分以降も、絶対いい曲だなと思っていました。
満を持して10月2日発売後にフルで視聴しましたが、やはり期待を裏切らなかった楽曲。とにかくレオちゃんの歌声が切なくて彼女の良さが反映された楽曲と言えます。
本曲はポケカラはまだ未実装。
歌いたいので早実装されてほしいところです。※カラオケのコツは省略となります。
これからもレオちゃんを応援していきたいですね。
TICK TICKに出会えて本当に良かったと思います!
レオちゃん圧巻の「TICK TICK」歌唱動画です!
気になる方は下記からはどうぞ!!
『My name』に興味を持たれた方はこちらへ!
私は家入レオさんの楽曲をカラオケで練習しています。
実際の練習は「ポケカラ」というカラオケアプリを使用しています。
レオちゃんの曲を上手く歌いたい、という方は、カラオケ練習の場所としてすごくおすすめです!!
機能や使い方を下記の記事にまとめています!興味ある方はぜひこちらも見てください!!
私が実際に実践したカラオケ上達の「基礎練習法」も下記の記事内で紹介しています。
レオちゃんの曲を上手く歌いたい、という方はカラオケの基礎ベースアップとしてぜひ!!
カラオケ実装されたら、さらっと歌いこなしたいですね!
最後に
いかがだったでしょうか。
本記事では、まだ家入レオさんのファンではない方、既にファンの方、双方へ向けて、
『TICK TICK』の魅力を紹介させて頂きました。
最後に本記事のまとめです。
本記事にて、少しでも多くの方が家入レオさんに興味を持ち、
『TICK TICK』を好きになって頂ければ嬉しいです。
次回の記事でも引き続きよろしくお願いします!